UPS ACADEMY Since 1998

WHAT'S UPS 卒業生情報

ハリウッド映画出演の卒業生もいれば、全国ネットTVで放映された人もいる。俳優の道ではなく、歌手、ダンサー、脚本家、演出家、プロデューサーなど別の道で創造的に生きる人もいる。

卒業生・在校生の声

SONY DSC

木村八重子8期生

62歳で本科に入学。引っ込み思案だった自分がハリウッドの作品に出演するとは思ってもみなかった。そして夢はフランス映画でアランドロンと共演することだそうです。

アカデミ今日はよろしくお願いします。

木村八重子よろしくお願い致します。

アカデミこちらに入学する前はどんなことをされていましたか?

木村八重子大学を卒業してから、図書館で司書の仕事をずっとやっていました。

アカデミその図書館にいらしたときに、お芝居をしたいという思いが生まれたんですか?

木村八重子いえ、それは子供のときからですね。ただ、昔はそういう映画とか、お芝居する人って美人じゃなきゃいけないっていうか。そんなことはできないって親からも言われてたんで。

アカデミあきらめていたんですね…

木村八重子小学生の時は活発だったんですが、中学に入ってから内向的に変わってしまいまして、ずーっとこのままでいるのかなっていうふうに、自分がいやだいやだっていう、そういう年を過ごした人生がなんか急にこう、ガラッと変わって、

アカデミ行動的に?

木村八重子社会人になって7年目でしたか、フランスに語学研修に行くチャンスがあったんですね。50日ですけど。そこから変わってきたかな。と思います。その経験があるので人生はだから、変われるんだっていう。

アカデミそれでアップスアカデミーにいらしたんですか?

木村八重子実はその前にある劇団に入って、そこで定期公演に出たり、エキストラの仕事をもらったりしながらやってました。

アカデミそれはどのぐらいの期間だったんですか?

木村八重子6~7年は通ってますね。それで、ちょっとそこに限界を感じてやめて。

アカデミそうだんたんですか。ではアップスアカデミーどなたかのお勧めだったんですか?

木村八重子いえ、シャンソンのライブに行ったときに、アップスアカデミーがあるっていうのを知ったんですね。そこに聞きに来ていた方が、その話をしてて小耳にはさんだんです。

アカデミ奈良橋陽子のことはご存知だったんですか?

木村八重子詳しくは存じ上げませんでしたけど、お名前とか活躍を聞いてたので、是非、そのなんか接点はないかと思って、友達が調べてくれたんです。それで、説明会がもう迫ってて、すぐ電話しなきゃって。それで、事務局の方が、すごく丁寧に説明して下さって。それで入学したんです。

アカデミアップスアカデミーに入る、決断をされた理由みたいのはあったんですか?

木村八重子そうですね、私60歳で、還暦になった記念といいますか、でフランス語の学校に入ったんですね。自分が人生のステップ?を一つ上がらなきゃという思いがあって。そこで若い人たちと接して、心を開いていたんだと思うんです。それで勇気というか。そこからさらにもっとやりたいことというか、芯にあった。そこに踏み込んだっていう感じです。(笑)

アカデミでも、そこから役者を志すのはさらに大きなステップですよね?

木村八重子そうですね、やらないで悔いるより、やってダメだっていうのがわかってやめるほうが…

アカデミ入学されてみて以前と何か違った点はありましたか?

木村八重子以前通った劇団では名前も先生が覚えてくれているのかどうかという感じで みんなでわーっとやってる状態でした。でもこちらに入って、一人ひとり名前も憶えてくださって、指導してくださってる、ていうことが、ショックというか、新しい喜びでした。

アカデミ演技の指導の内容には何か違った点があったのでしょうか?

木村八重子こちらに来たばかりの頃は、まだ芝居をするっていう感覚でいましたね。ほかの人間になるっていう、あれで、なんかこう芝居をしてる、演じているっていう感覚でずっとやってたような気がします。それがあの、うろこがとれたという感じですかね。

アカデミ入ってみて、感じられたことは何かありますでしょうか?

木村八重子年齢っていうことを忘れましたね。周りの方の私に対する扱いっていうか、一緒につきあってくださって、別に年寄扱いなんてのもなんにもなかったし。一緒に。友達っていうか仲間っていう感じでつきあってて下さったから、それは私も忘れましたね。歳を。で、人にいくつ?て言われて、あ、そうだったんだって気が付くような。私がちょっとぼんやりしてんだと思いますけどね。先生方もたぶん、差別なく指導してくれているっていう観があったので本当に歳は忘れていました。

アカデミやりにくいこととか、気になったことはありましたか?

木村八重子それがないんです。すごくいろいろ失敗はしましたけど、それは自分の問題で。

アカデミそのようななかで印象に残った授業ってありますか?

木村八重子ヘディ先生の、シーンワークの授業を受けた時に、相手役の方が台本にはないところで笑っちゃったんですよね。その笑いに対して、笑われた人はどういうふうに感情が動くのだろうって。その時、自然にわいたんですね。笑われたということに対して。それでそのまま演技が続けられることができたので。だから相手を受け入れなさいってよく言われてたことってこういうことかな、という経験ですよね。

アカデミなるほど。何かほかにはありませんか?

木村八重子ほかには、卒業公演をやったときに、その舞台のなかの、人間として。あのそういうことあるよってのは聞いてたんですよね。生きる?つまりそこにいるっていうことを。それはもう一回だけなんですけど、あの、観客への意識とかは全然忘れて、そこにいるっていう、感覚があった時があるんです。その後、そういうのはなかなか難しいんですけど、ありました。それはちょっと忘れられないです。

アカデミ受講されていた時に、工夫されていたことって何かありますか?

木村八重子工夫、というか・・・私ちょっとセリフ覚えが悪かったんです。それでずいぶん迷惑かけちゃったんですけど。それだから、何回もやる、ひたすら練習しました。本当にセリフ覚えは悪かったです。今もそうですけど。

アカデミ結果的には来てみてよかったと?

木村八重子そうです、そうです。全体的にはもちろんそうです。やっぱり、ここに勇気を奮って来たのは、良かったと思ってます。幸せでしたねぇ。

アカデミでは、卒業してからについてお伺いしたいのですが、入学前から、役者になろうと決めてらしたんですか?

木村八重子そうですね。役者としてのプロ意識はこちらで高まりましたね。それまではやっぱりまだ。役者になりたかったわけですけど、プロ意識ってのは低かったかなと今は思います。

アカデミ卒業されてから苦労されたことってありますか?

木村八重子苦労というより、心細かったというのはありますよね。卒業してどうなるかっていうのは。

アカデミそれをどのように乗り越えたんですか?

木村八重子私はわりとだからといって、どこかへ働き掛けるというか、自分をどこかにPRしなきゃというような焦り、そういうのはないんです。待ってると言ったら変ですけど。やってれば、なんかあるんじゃないかっていう感覚ですよね。だから私も幸せなんですけど、そんなときに、ふっとお芝居誘ってもらったりしていました。

アカデミでももう、卒業されてから、ちゃんと事務所にも入られて。

木村八重子それは誘って頂いたので。私もまさかこの年で事務所入れるとは思っていませんでした。

アカデミそれは、卒業公演のあと、すぐですか?

木村八重子いえ、それはそのあと2年ほど学んで、そのあとですね。

アカデミまた学ばれたんですね?

木村八重子そうです。学ぶというか修行です。修行してないとさびちゃうから。私だからですよ。私はさびちゃう。

アカデミすごいですね。

木村八重子でも、なんかやってないと。っていう、自分が止まっちゃう感じがして。動いてないと。

アカデミで、お仕事も。

木村八重子ウルヴァリンのお仕事頂いた後ですよね。映画の仕事頂きだしましたのは。

アカデミ実際、ウルヴァリンの現場に入られて、いろいろな体験をされたと思うんですけれども、何か印象に残ったことってありますか?

木村八重子全てがびっくりの連続だったんですけど。待遇っていうんでしょうか、一人の役者として、扱い方が、本当に一人の女優として扱ってもらっているっていう、そういう感じがしたんですよね。だから、それに見合うように活動しなくちゃいけないかなっていう。それこそ自覚というか。

アカデミ例えばどういうことがありましたか?

木村八重子最初から凄かったです。日本の作品の場合はカバンもって、空港まで行って、すべて自分でじゃないですか。それが迎えに来て、荷物を持って頂いてビジネスクラス並みの待遇ですよね。それで向こうに行ってホテルまでとか、全部迎えに。それから私は英語があまり堪能でないので通訳さんがちゃんとついてくだすって、その方がまた、微に入り細にわたってやってくださったし。それと、よく、テレビなんかで聞く役者さんが待機するトレーラーっていうんですか?名前が書いてある、そういうのも用意して頂いて、ケータリングなんかあったかいものをみんなとりながら、スタッフの方なんかもみんな広いところでザーッと集まって一緒に食べるとか、そういう待遇は初めてなんで、びっくりしました。で、変な話、ちゃんとしなきゃっていうか、身が引き締まった、そういうのはあります。

アカデミ凄まじい待遇ですねぇ。でもその代わりに演技を求められていると。

木村八重子そうですね。それでも、撮影中は周りの方の雰囲気がすごく良くて、緊張してるんだけど、いい緊張っていうか楽に出させて下さっているという感じですよね。こう、はいって、載せてくださっているというか。ほら、そこ!っていうんじゃなくて、なんか、ふうって載せてくれる感じです。だからいい経験でしたねぇ。なので、かえってそういう経験をすると、人間的にもというか、勉強になって、いろんなことに通じるんだなって。思いましたね。 そういうチャンスってそうはないんだっていうこともありがたいなと。だから、それがあったっていうことの。だから帰ってきて、周りの人の反応なんかを聞いて、ええっ、そんなにすごいことなんだっていうことのまた、なんか、私もなんか凄いことっていうのは自分でも思ってるんだけど、なんかその、周りの反応の仕方で、なんか、えぇって。ていう感じでしたね。

アカデミでも、やっぱりオーディションだったんですよね。ほかにも候補者の方がおいでになって。

木村八重子はい。

アカデミオーディションやってる最中にはもう結構自信があったんですか?

木村八重子いやもう、そんな、全然ないです。だからもう、お話頂いたときはびっくりで。

アカデミそうだったんですね。では、最後に。ご自分が追い求めているゴールは?

木村八重子まだまだ。なんか、年齢は忘れて、なんか、まだまだっていう気はしています。

アカデミ具体的に何か目標ってありますか?

木村八重子フランス映画に出たいです。夢っていうか、だからフランス語を一生懸命勉強してます。

アカデミ若い方に伝えたいことは何かありますか?

木村八重子えええ、そんな・・・。でも若い方に言っておきたいのは、ここに来られるというチャンス、そういうチャンスを得られたんだから、やはり楽しんでほしいというか、そのチャンスを、しっかり受け止めてほしいかなと思います。

アカデミなるほど、そうですよね。今日は色々ありがとうございました。これからもご活躍お祈りしております。

木村八重子

アカデミまたよろしくお願いします。

木村八重子

CONTACT お問い合せ